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パフュームの前衛性 初音ミクとの境界:攻殻機動隊との類似性 2
パフュームの前衛性 初音ミクとの境界:攻殻機動隊との類似性 2
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 ■パフュームと初音ミクとの境界■

ここまでくれば,パフュームと初音ミクとの違いは明らかだ。
初音ミクにはヘタウマを演出できるほどの『高度』な音楽性はない。
何しろ,初音ミクは『パーフェクト』だからだ。

現在の初音ミクでは破綻を演出できない。


しかし,初音ミクがその破綻までも管理できるようになったら?

ここで考えさせられるのは,攻殻機動隊だ。
この先進的なアニメでは,人間と人形の際が大きなテーマとなっている。

何しろ,この世界は
 体はサイボーグ(機械)
 脳も電脳化されている
 記憶は上書き可能
一応,人間にはゴーストというものが存在し,それが人形との区別になっているのだが,
 人形にもゴーストが宿る
 人形どころか,プログラムにさえゴーストが宿る
という世界だ。

そこでは,おかしな存在がでてくる。 
 体が箱である人間
 戦車になった人間
 人間のふりをする人工知能
 人間より人形にシンパシーを抱くサイボーグ
 自分の存在証明に疑問を感じ,ネットと融合してしまう主人公

いったい,この世界では誰が人間で誰が人形なのだろうか?

ものすごく曖昧な世界だ。


パフュームは相当人工的に作られていながら,実は人間らしさを出すことで魅力を引き出している。
しかし,それでも一抹の不安がよぎる。

もともとアイドルは操り人形と呼ばれてきた。
与えられたものをこなすだけの存在がアイドルだったのだ。

それはかなり進化し,現在では主張するアイドル,というのが普通である。
しかし,巨大な音楽産業の中では,彼女たちの『個性』なるものも実は管理されているのが実情だ。

パフュームは,彼女たち自身に強い自我があるわけではなく,言われた楽曲やダンスの振付をこなすだけの存在だ。
パフュームで提示された彼女たちの良さも,彼女たちの意図したところではなく,アレンジャーの計算の中でなされたことである。


既に楽曲の多くは,4畳半の中のコンピュータの中で作られる。
唯一残されたボーカリストの声も,高度に管理されている。
個性はもともと管理されている。

初音ミクがバーチャルアイドルになっても,おかしくないところまできているのだ。
実際,初音ミクには根強いファンがついている。
音楽性に磨きがかかれば,AIのボーカリストがミリオンセラーを出すこともあり得るのだ。


攻殻機動隊の世界では,人間と人形の境界が曖昧であるのと同様,
近い将来,人間と初音ミクとの境界が曖昧になる時代が到来するだろう。

そして,少なくとも日本人はそれをなんなく受け入れるだろう。
私は日本人の感性というのは,世界的にかなり突出していると思っている。

将来,日本人はAIのベストセラーを生み出し,
なおかつやっぱり祭りには着物を着ていくことを忘れない,
というような独特の感性を磨きつづけていくだろうと思う。


3に続く

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